Intermediate acting non-depolarizing neuromuscular blocking agents and risk of postoperative respiratory complications: prospective propensity score matched cohort study
BMJ 2012; 345 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.e6329 (Published 16 October 2012)
前向きpropensity score matched cohort study
18579名の術中・中間作用型神経筋遮断薬使用の患者で、非使用18579名と対照比較
中間作用型神経筋遮断薬使用は、術後90%未満の抜管後酸素飽和度低下リスク増加と相関 (オッズ比 1.36, 95% 信頼区間 1.23 to 1.51)、ICUへの事故的入室を要する再挿管リスク増加と相関 (1.40, 1.09 to 1.80)
神経筋伝達定量モニタリングは、リスク減少させず、ネオスチグミンreverseは術後酸素飽和度低下(90%未満)リスクを増加させ (1.32, 1.20 to 1.46)、再挿管リスク増加させる(1.76, 1.38 to 2.26).
神経筋伝達モニタリングは、2Hzの4連続刺激(train-of-four stimulation)で、筋の反応を視覚的或いは触知的に評価する方法をとる。
門外なので、一応勉強のため、調べると、理想的な筋弛緩薬とは、“非脱分極性筋弛緩薬であること、作用発現が早いこと、持続時間が短いこと、蓄積性がないこと、代謝産物に作用がないこと、ヒスタミン遊離作用がないこと、自律神経作用がないこと、循環への影響がないこと、肝、腎の影響を受けないこと、アレルギー反応を起こさないことなど”らしい
http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/071018html/index2.html
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