果たして、包括的にコスト対生存率改善に意味あることなのか・・・検討
結論はコスト効果的ではあるが、増分・コスト対効果比は、許容性閾値である、 “$100 000/quality adjusted life year”を上回らない。
KRAS変異無しの抗EGFR治療ではベネフィットが限定されるため、治療受けない場合有害性やコストを回避し、ベネフィットをリザーブできるという考えである。
BRAF遺伝子変異腫瘍でも抗EGFR治療反応しないことが想定されるが、まだ確定的ではない。
遺伝子変異検査の cost-effectiveness analysisなどで、代替治療模索・切除など検討十分でない。
KRAS・BRAF遺伝子両者スクリーニングは、しない場合に比べ、全体的に、コスト $22033で生存 0.034年延長、結果、コスト対効果比は、1年間寿命延長あたり約 $650 000
非検査・抗EGFR治療比較で、KRAS検査塚により、患者1人あたり、約 $7500 節約
BRAF検査追加で $1023節約。
だが、生存率には影響さほど与えず・・・
Cost-Effectiveness Analysis of Screening for KRAS and BRAF Mutations in Metastatic Colorectal Cancer
日本でも、コスト効果論が診療体系の基準になることがやっと議論されつつある。
費用対効果、「QALY」を基本に検討 対象技術の条件など、制度の基本的考え方決定 2012年7月20日
しかしながら、 「社会保障国民会議」には、許容閾値検討できる医療関係専門家が含まれてないか、いても、ごく少数。
机上の空論で、表面的経済学者のみが跋扈し、医療施策を狂わそうとしているようである。
彼らがいかにばったものかわかるのは、コスト対効果比から考えてまったく根拠のない“***検診” を温存した場合だろう。そして、馬鹿の一つ覚え「ジェネリック移行」連呼だろう・・・。
これらが、“馬鹿の証”となると明言しておこう。
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