2013年1月19日土曜日

徐放ナイアシン製剤:“検査結果改善≠イベント改善効果”

メルク社は、HPS2-THRIVE trialの予備的結論に基づきヨーロッパから、“Tredaptive (niacin/laropiprant)”撤退を決定。
http://www.medpagetoday.com/cardiology/dyslipidemia/36812



この薬剤は、“ 徐放性ナイアシンと、ナイアシン治療によるほてりを抑制するDP-1選択的阻害剤ラロピプラントの合剤”


HDL増加・LDL低下という薬剤効果みたが、臨床的効果と乖離し、むしろ、主要血管イベント(冠動脈死、非致死的心発作、卒中、血管再建術)増加をスタチン単独使用に比較してもたらした。



トライアル自体は25673名(ヨーロッパ14741名、中国10932名)
フォローアップ中央値3.9年



日本で上市されている“ニコチン酸系製剤”
コレキサミン錠200mg(ニコモール)
ペリシッド錠125・250mg(ニセリトール)

これら薬剤も、心血管イベントに関わる臨床的有効性証明できなければ、市場から撤退してもらった方が良い。

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