関節リウマチは心臓の拡張機能障害頻度多く、うっ血性心不全になりやすい
この報告では、RAの37%で、右室拡張機能障害頻度
Diastolic dysfunction in rheumatoid arthritis: A meta-analysis and systematic review.
Aslam F, et. al.
Arthritis Care Res (Hoboken). 2012 Sep 23.
doi: 10.1002/acr.21861.
RA患者では、
左房径(cm) 差平均 (MD) 0.09, 95% 信頼区間[CI], 0.01 - 0.17 ; p=0.02
左室mass指数(g/m2) MD 6.2, 95% CI, 1.08 - 11.33 ; p=0.02
平均肺動脈圧(mmHg) MD 5.87, 95% CI, 4.36 - 7.38 ; p < 0.0001
等容弛緩時間 isovolumic relaxation time. (IRT) (msec) MD 9.67, 95% CI, 5.78-13.56, p < 0.001
経僧帽弁A波速度(m/sec) MD 0.13 95% CI, 0.07 - 0.18, p < 0.0001
2つの非マッチ化研究除外の2183名サブ解析では、左房 E/A比低下( MD -0.17, 95% CI, (-) 0.09 - (-) 0.25, p < 0.001)あり、それ以外は同様で、心拡張機能障害を示唆
左室駆出率(%)、経僧帽弁E波速度(m/sec)と僧帽弁deceleration timeでは差認めず
関節リウマチ患者に関しては、右室機能の評価スクリーニング必要なのでは?
そして、生命予後との関連など、臨床上研究必要
共通寄与要素としての心筋への関与の研究が必要
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