「身体的疼痛 physica pain」
「精神的疼痛 psychological pain」
「社会的疼痛 social pain」
「スピリチュアルペイン spiritual pain」
疼痛、特に身体的に関する客観的評価は、メンタルヘルスと関連し困難
神経整理学的プロセスに関する情報も少なく、疼痛アセスメントは生物学的・行動的・自己報告に頼っているのが現状。
fMRIにより疼痛の客観的評価可能か・・・
fMRIにより有害性熱疼痛のパターンは明らかであった。
An fMRI-Based Neurologic Signature of Physical Pain
Tor D. Wager, et. al.
N Engl J Med 2013; 368:1388-1397April 11, 2013
114名を含む4つの研究で、fMRIベース測定で、個別レベル疼痛強度予測
study 1::熱誘起疼痛の脳領域横断的なfMRI活動性パターン(neurologic signature)
視床、島皮質前部・後部、二次体性感覚皮質、前帯状皮質、 PAG; 中脳水道周囲灰白質、ほかの領域を含む。
neurogenic signatureでは、有痛性熱刺激と、非疼痛性熱刺激や 疼痛予期、疼痛回想との判別性に関して、感度・特異度94%(95% 信頼区間[CI], 89-98)
study 2:新しいサンプルで、疼痛と温感覚のsignatureの感度・特異性検査
有痛性熱刺激と非有痛性熱刺激のsignature判別に関して、感度・特異度93%(95% CI, 84-100)
study 3:身体疼痛と同領域の活動性更新させる、social painと関連する特異性評価
身体的疼痛と 社会的疼痛の判別性感度 85%(95% CI, 76-94)、特異度 73% (95%CI, 61-84)で、これは、より疼痛状況の強い状況での無理強い選択検査であった。
study 4:鎮痛剤レミフェンタニルでの反応性評価
signature反応の強度はレミフェンタニル投与後減少。
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