2013年4月27日土曜日

新型インフルエンザ(H1N1)2009ワクチンによるギランバレー症候群超過発生リスク ワクチン接種100万件に1.6例

Association between Guillain-Barré syndrome and influenza A (H1N1) 2009 monovalent inactivated vaccines in the USA: a meta-analysis
Daniel A Salmon,  et. al. , the H1N1 GBS Meta-Analysis Working Group
The Lancet, Volume 381, Issue 9876, Pages 1461 - 1468, 27 April 2013


約230万名の解析

プライマリ解析は、ギランバレー症候群/100万ワクチンあたりの超過リスク例

インフルエンザA (H1N1) 2009 単価ワクチンは、ギランバレー症候群の小程度のリスク増加と相関
発生比率比 2.35 ,95% CI 1.42-4.01 p=0.003

この知見では、ワクチン接種100万名あたり1.6例の超過リスクに相当

ギランバレー症候群も呼吸筋などへの影響する重篤例から、症例のほとんどである一過性軽度歩行障害程度まであるはずだが・・・


リスクは存在することはあきらかになった
ベネフィット/リスクに関しての評価の新材料という次第か・・・

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