Diagnostic accuracy of conventional or age adjusted D-dimer cut-off values in older patients with suspected venous thromboembolism: systematic review and meta-analysis
BMJ 2013; 346 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f2492 (Published 3 May 2013)
Cite this as: BMJ 2013;346:f2492
【目的】 静脈血栓塞栓症疑いを持つ50歳超の高齢患者、通常の値もしくは年齢補正D-dimerカットオフ値を用いたD-dimer検査の診断的正確性検討
【デザイン】 Systematic review and bivariate random effects meta-analysis.
【データソース】2012年6月21日以前出版研究Medline と Embase調査し、プライマリ研究著者へのコンタクト施行
【研究選択】 D-dimer検査、通常のカットオフ値(500 μg/L)と年齢補正(年齢×10μg/L)カットオフ値を用い、参照値を、検査静脈血栓塞栓症疑い高齢者登録での検討した、プライマリ研究
臨床的確率非高度患者で、2x2表を再構成し、年齢カテゴリーで層別化、適応D-dimerカットオフ値を適応
【結果】 臨床的確率高度出ない、12,497名 13 cohortをメタアナリシスに含む
通常のカットオフ値では、特異性は、年齢とともに減少
51−60歳 57.6% (95% 信頼区間 51.4% 〜 63.6%)
61−70歳 39.4% (33.5% 〜 45.6%)
71−80歳 24.5% (20.0% 〜 29.7%)
80歳超 14.7% (11.3% 〜 18.6%)
全ての年齢カテゴリーで、年齢補正カットオフ値を用いた場合、それぞれ、62.3% (56.2% 〜 68.0%)、 49.5% (43.2% 〜 55.8%)、 44.2% (38.0% 〜 50.5%)、 35.2% (29.4% 〜 41.5%)
年齢補正カットオフ値の感度は、全年齢カテゴリーを通して97%を維持
【結論】 D-dimer年齢補正の適応で、D-dimer検査のカットオフ値は、感度に影響を与えず、明確に特異度増加する。故に、臨床的確率がさほど高くない、50歳以上でのD-dimer検査の臨床的有用性が年齢補正で改善。
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