後顧的コホート・propensity score マッチ化研究により、スタチンの筋骨格謹啓への副作用イベント率の調査
従来考えられているより、広く、筋骨格筋、関節症、外傷、疼痛への関与が示唆された。
Statins and Musculoskeletal Conditions, Arthropathies, and Injuries
Ishak Mansi, et. al.
JAMA Intern Med. 2013;():1-9.
【被験者】 Tricare Prime/Plus beneficiaries evaluated from October 1, 2003, to March 1, 2010.
【介入】 2005年会計年度スタチン使用。 薬物fillベースで、2群に分割
・最低90日間スタチン使用
・スタチン無使用(研究期間内スタチン未使用)
【主要アウトカム・測定】
ベースライン特性を用いて、propensity scoreを作成し、いずれのアウトカム指標に対してもオッズ比決定。セカンダリ解析は、研究クライテリア合致全患者。二次解析は、Charlson Comorbidity Indexを用いた非合併症患者サブグループに対して補正OR決定。
感度分析は、非筋肉骨格疾患無しのサブグループと、2年以上スタチン治療継続群で決定。
筋骨格異常発生は、ICD(9)で事前決定:Msk1:全骨格筋疾患、Msk1a:関節症及び関連疾患、 Mskb:外傷関連疾患(脱臼、ねんざ、疲労)、Msk2:薬剤関連筋骨格筋痛
【結果】 総数 46,249名が研究クライテリア合致 (スタチン使用 13 626、 無使用 32 623 )
これらのうち、propensity score マッチ化 スタチン使用 6967名、無使用者 6967名
マッチ化ペアにおいて、
Msk1 オッズ比 1.19 ; 95% 信頼区間 [CI], 1.08 - 1.30
Msk1b オッズ比 1.13 ; 1.05 - 1.21
Msk2オッズ比 1.09; 1.02 - 1.18
Msk1aのORは、1.07 (0.99-1.16; P = .07)
二次分析、感度分析では、スタチン使用はの補正オッズ比は全てのアウトカム群で高い
0 件のコメント:
コメントを投稿