2013年6月3日月曜日

子宮頸がん検診:Vinegar test(酢試験):低技術・低コスト検診で死亡率3割減少

Vinegar test
http://en.wikipedia.org/wiki/Vinegar_test

(酢の成分である)酢酸を用いる子宮頚部がん検査で、安価で有効という特徴をいかし、発展途上国での予防機会提供に寄与させようとする試みである"ジンバブエ大学とジョーンズホプキンス大学の研究"があるらしい。

にしても、酢酸試験じゃなくて”酢試験”とは、奇をてらった命名だなぁ



毎年施行のPapanicolauスメアが重要だが、インドでは全女性に導入なんて不可能
ラボも存在せず、技能者も存在しないということで、Pap smeaのまえのステップとして、vinegar testを導入。子宮頚部に滅菌酢酸を注ぎ、拡大鏡で観察する。数分で、がん及び前がん細胞では、細胞形質が少ないため。
Shastriは、拡大鏡・医師をスキップし、この技術をもつ医療従事者を育成。
1998年、NCI(米国NIH部門の一つ)基金にて15年間のトライアルを行い、検診であるvinegar screen2年毎 vs 非検診比較した。
結果、vinegar testにて、軽侮眼死亡を10万対 16.2〜11.1人減少、31%の減少効果を示した。

結果、インドと、Maharashtra州政府(首都:Mumbai)は全女性に対し、この検診導入を決めた。

NCI Perspective
Cervical Cancer: paradigms at home and abroad
http://www.cancer.gov/newscenter/newsfromnci/2013/CervicalCancerASCO2013

How Vinegar Could Save 73,000 Women A Year From Cancer
http://www.forbes.com/sites/matthewherper/2013/06/02/how-vinegar-could-save-73000-women-a-year-from-cancer/


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