2013年9月13日金曜日

経口避妊薬の種類と、静脈血栓リスク




Different combined oral contraceptives and the risk of venous thrombosis: systematic review and network meta-analysis
BMJ 2013; 347 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f5298 (Published 12 September 2013)

観察研究、プライマリアウトカムは、致死的・非致死的静脈血栓症(深部静脈血栓、肺塞栓)、少なくとも10イベントを含む出版報告のnetwork meta-analysis

出版 3110から、25記事、26研究、
非使用者の静脈血栓症イベント数 1万人年あたり 1.9、3.7で、以前の報告では 1-6で一致。
経口避妊薬使用組み合わせでは、静脈血栓リスクは、非使用者に比較して増加(relative risk 3.5, 95% 信頼区間 2.9 to 4.3).

含有成分経口避妊薬の静脈血栓相対リスクは、  ethinylestradiol 30-35 µg 、gestodene、desogestrel、cyproterone acetate、 drospirenoneで同様で、levonorgestrel組み合わせより50−80%ほど高い。

含有ethinylestradiolの用量依存性が、gestodene、desogestrel、levonorgestrel組み合わせでみられ、特に高用量ほど血栓症リスクが高い。





http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/guideline01feb2006.pdf
OC使用によってVTEリスクは3~5倍増加するが、エチニルエストラジオール(EE)の用量との関連は不明である。デソゲストレル含有OCはノルエチステロンまたはレボノルゲストレル含有OCより VTEリスクが約2倍高値である。
プロゲストーゲンの種類とVTEリスクとの関連を指摘する研究もあ るが、バイアスによって生じた可能性を否定できない。リスクを相対的数値で示すと、絶対的 数値で示すよりも不安を抱かせることになる。
OC非服用者の絶対的VTEリスクは低値である(女性10 万人当たり年間5例)。 
レボノルゲストレルおよびノルエチステロン含有OCの使用でVTEリスクは女 性10万人当たり年間15例まで増加し、デソゲストレルOCでは女性10万人当たり年間25例まで増加
VTEは生殖年齢の女性では稀であり、OCの使用によってVTEのリスクは5倍まで増加するという ものの絶対危険度は低い。妊娠時のVTEリスクは女性10万人当たり年間60例である。

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