“うつ→身体活動性低下”ということは想定されるが、“運動活動性増加目的介入→うつ改善”は証明されてない。
Exercise for depression
Gary M Cooney , et. al.
Editorial Group: Cochrane Depression, Anxiety and Neurosis Group
Published Online: 12 SEP 2013
2013 The Cochrane Collaboration.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/14651858.CD004366.pub6/abstract
参照クライテリア合致 39トライアル、2326名。37のメタアナリシスデータ
多くのトライアルでバイアス多くの源あり、ランダム化適切なのは14研究、ITT 15、 盲目化評価12
無治療あるいは対照群介入比較 35トライアル、1356名
うつプライマリエンドポイント、差標準化平均:standardised mean difference (SMD)は、 -0.62 (95% 信頼区間 (CI) -0.81 to -0.42)で、臨床的効果としては中等度
heterogeneity中等度 (I² = 63%)
適切な割り付け目隠しの6トライアル、464名、ITT解析、盲験化アウトカム評価では、pooled SMDは統計学的に有意ではない (-0.18, 95% CI -0.47 to 0.11)
8トライアルプール化データ、377名では、気分に関する長期フォローアップでは運動に良好な効果軽度 (SMD -0.33, 95% CI -0.63 to -0.03)
受容性報告 29トライアル、ドロップアウト数評価で、リスク比 1.00(95% CI 0.97-1.04)
3つのトライアルでQOL報告、コスト報告無し、6つで有害事象報告
心理療法併用6トライアル、189名にて、有意差認めず (SMD -0.03, 95% CI -0.32 to 0.26)
薬物治療併用運動療法4トライアル、300名では、有意な差を認めず (SMD -0.11, -0.34, 0.12)
運動は、光線療法より有効という報告1つ (n = 18) (MD -6.40, 95% CI -10.20 to -2.60)
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