2013年10月18日金曜日

COPD急性増悪管理:遠隔モニタリングは有益ではない:今までの正当化報告に偏りの可能性

イノベーションが必ずしも正しいとは限らない。日本の政治では、医療IT利用・性善説前提なようで、まともな、検討がなされておらず、「医療の効率化」などというあいまいな表現で、 電子機器メーカーの利益誘導に走る、情けない状況。


COPD急性増悪病歴を有する患者で、telemonitoringは、入院機会の遷延化に有効でなく、QOL改善もされない。


今までの遠隔モニタリング有効性報告は、多分に通常の臨床サービスより、遠隔モニタリング正当化のバイアスによる影響ではないかという筆者らの報告


Effectiveness of telemonitoring integrated into existing clinical services on hospital admission for exacerbation of chronic obstructive pulmonary disease: researcher blind, multicentre, randomised controlled trial
BMJ 2013; 347 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f6070 (Published 17 October 2013)
Cite this as: BMJ 2013;347:f6070



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