2013年12月28日土曜日

飲酒と持続血圧・高齢者住民ベース研究  →極軽度飲酒は昼間血圧変動改善、重度飲酒は拡張期血圧高値 へ

 高血圧業界では、血圧変動が今トピックスのひとつのようだ。アルコールとの関連しての報告深い。週1回から月1回の飲酒って、飲酒といえないくらいの量であり、このために飲酒を勧めるってことはないだろう。故に、健康のため飲酒アドバイスなんてあり得ないはず。

 重度アルコール摂取は、高血圧と関連するが、より軽度のアルコール摂取による血圧への影響は議論のあるところ。軽度飲酒による心血管疾患防御効果は以前の研究によれば一部には血圧のアルコールへの効果を介するとするものもあるが、高血圧による合併症増加するはずの高齢者での研究が少ない。故に、この報告では、アルコール摂取量と24時間ABPMの関連性を住民ベース高齢者研究でおこなったもの

中等度飲酒から重度飲酒(1ドリンク/日以上)は、拡張期血圧高値 と関連
極軽度(1ドリンク/週1回から月1回)では昼間の血圧変動は、極軽度飲酒者ではその減少をもたらす。

Alcohol Consumption and Ambulatory Blood Pressure: A Community-Based Study in an Elderly Cohort
Marie-Perrine Jaubert, et. al.
Am J Hypertens (2013) doi: 10.1093/ajh/hpt235 First published online: December 21, 2013

 寄与共役因子補正後 、昼間拡張期血圧、夜間拡張期血圧、24時間拡張期血圧は、中等度・高度飲酒者では参照群より高値 。収縮期血圧は消費量群横断的に有意な差を認めず。

 参照群に比べ、昼間の収縮期血圧・拡張期血圧変動とも、極軽度飲酒者では有意に減少し、寄与可能因子の影響と独立した現象である。


血圧への影響は上記ごときかもしれないが・・・がんでは安全閾値は存在しない可能性

飲酒は少量でもがん死亡リスク増加する ・・・ 適量ならOKとはいえない;無閾値の可能性 2013/02/18 


にしても・・・  「オーストラリア、ニュージーランドは10g、デンマークは12g、英国は8gです。 わが国の場合、近年、1ドリンク = 10gという基準量」という国毎のバラバラぶり・・・飲酒医学がユニバーサルでないという証拠では?・・・まず、統一しろよ!



e.g.) イギリスではユニット=8g:http://kaigyoi.blogspot.jp/2013/12/blog-post_8767.html




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