末梢動脈疾患(PAD)へのGM-CSF治療、始原細胞(progenitor cell) mobilization
4週間のGM-CSF(leukine) 500μg/日×3回/週 4週間 vs プラシーボ
p2二重盲験プラシーボ対照化研究で、159名患者(年齢中央値 64[SD 8]歳、
主要アウトカム:プライマリは、3ヶ月後、ピーク・トレッドミル歩行時間(PWT)、セカンダリアウトカムは、6ヶ月時点PWT、循環中PC(始原細胞)濃度、ABI、歩行障害アンケート(WIQ)、SF-36スコア
結論は、GM-CSF週3回投与では、歩行パフォーマンス改善には至らなかった。セカンダリアウトカムにて、改善指標あり、
Effect of Progenitor Cell Mobilization With Granulocyte-Macrophage Colony-Stimulating Factor in Patients With Peripheral Artery Disease
A Randomized Clinical Trial
Joseph Poole, ,et. al.
JAMA. 2013;310(24):2631-2639. doi:10.1001/jama.2013.282540.
ランダム化159名、GM-CSF群 80
3ヶ月後PWT平均:GM-CSF群増加 296 (151) 秒 → 405 (248) 秒 (mean 差, 109 秒 [95% CI, 67 to 151]) vs プラシーボ群 308 (161)秒 → 376 (182) 秒 (差 56 秒 [95% CI, 14 to 98])、しかし、その差は有意で無い (差平均 in PWT, 53 秒 [95% CI, −6 to 112], P = .08).
3ヶ月後、プラシーボ比較で、GM-CSFで、SF-36アンケートの身体機能サブスコア11.4(95% CI, 6.7 to 16.1) vs 4.8 (95% Ci, -0.1 to 9.6)で、差平均 7.5(95% CI, 1.0 to 14.0; p=0.03)と改善
同様に、WIQスコア 12.5 (95% CI, 6.4 to 18.7) vs 4.8 (95% CI, −0.2 to 9.8) (mean difference in change, 7.9 [95% CI, 0.2 to 15.7], P = .047)とGM-CSF群良好。
ABI、WIQ差、スピードスコア、間欠性跛行発症時間、メンタル、身体構成スコアに関して有意差認めず
0 件のコメント:
コメントを投稿