日本なんてALLHAT発表以降にクロロサリドン(ハイグロトン)使用不能になったわけで、日本の厚労省と関係学会のアホぶりは、ここでも強調しておきたい!
日本の教授様たちは、製薬会社のための新薬利益誘導に便宜のため浅学医師たちに誤った方向性を示してきたのだ。GSKショックが彼らの脳天とかれらの懐を直撃することを私は望む。
欧州の学会は、日米ほど製薬会社の意向が行き届かないところがあり、糖尿病や高血圧診療のガイダンスにおいて、妥当な示唆をあたえてくれることが多い。
欧州の学会は、日米ほど製薬会社の意向が行き届かないところがあり、糖尿病や高血圧診療のガイダンスにおいて、妥当な示唆をあたえてくれることが多い。
State-of-the-art treatment of hypertension: established and new drugs
Eur Heart J (2013) doi: 10.1093/eurheartj/eht465
First published online: November 11, 2013
市場利用可能な降圧薬を適正に使用することは重大な問題である。降圧剤のクラス分け使用における具体的懸案
・ACE阻害剤は、ARBより優秀か?
・カルシウム拮抗剤における末梢性浮腫頻度軽減の可能性?
・ ヒドロクロロサイアザイドは併用治療として最善薬剤か?
これらの疑問議論のための臨床研究・メタアナリシスのレビュー
結論としては、ACE阻害剤とARBは、ARBの良好耐用性以外は同等ということが示唆、3世代カルシウム拮抗剤は末梢性浮腫軽減に役立つ。そして、クロロサリドンが確実にヒドロクロロサイアザイドより有効。
最後に、薬剤アドヒアランスと長期持続性が現時点では最大の臨床実地上のテーマ。
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