2014年1月14日火曜日

カフェイン:記銘後摂取で効果 ・・・ 200mgで効果頭打ち

コーヒー、紅茶、緑茶、ココア、いずれに関わらず、カフェインは、記憶改善につながる

画像シリーズを閲覧させ、その後、コーヒーストロングカップほどの量である200mgのカフェインをその後服用。翌日被験者に記憶検査。
 被験者は16名の健康者で、カフェイン製品定期接種歴無し

 多くの研究で、認知機能促進効果検討がなされているが、長期記憶改善効果検討は詳細にはなかった。特に、学習前にカフェイン投与というのが通常だったが、学習後にカフェイン服用検討は詳細にはなされてない。記憶への影響は、覚醒、警戒、注意、処理速度などと関連する。故に、post-study designにて検討

 オリジナルな絵から、若干異なるアイテムを正確に指摘できるかというもので、例えば、ラバーダックが短いあるいは太ってるなどの違い。
 カフェインの量を100mg、300mgと比較すると、100mgではメモリー機能boost効果認めず、300mgでは200mgほどの効果無く、至適投与量は100mgだろうと・・・エスプレッソの典型例は80mgで、2杯ほどでで事足りる。


Post-study caffeine administration enhances memory consolidation in humans
Daniel Borota, et. al.
Nature Neuroscience    (2014)    doi:10.1038/nn.3623




コーヒー:60 mg/ 100ml
インスタントコーヒー: 57mg/ 100ml
紅茶: 30mg/ 100ml
せん茶: 20 mg/ 100mL
http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets/caffeine.pdf

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