閉経後女性へのエストロゲン補充は認知症リスクを軽減するという根拠無きドグマへの反証
インチキドグマ→http://goo.gl/Lzhtcl
内因性エストラジオール(E2)の認知症への影響調査目的、そして、これらの関連性に血管疾患リスク要素・炎症性・凝固系マーカーが関連するか検討
結論から言えば、女性ホルモン濃度増加ほど、また低下ほど、認知症リスク増加する
E2濃度増加は、閉経後女性、特異糖尿病女性において認知症のリスク
5644名のFrench population-based prospective study (the Three-City Study)データ
補正Cox比例ハザードモデルにて、総E2と認知症リスクにはJ字型関連性あり (p = 0.001)
総E2値に於ける4分位最大vs最小は、それぞれ、認知症リスク増加関連性 (補正ハザード比 [HR] [95% 信頼区間] = 2.2 [1.1–4.5] 、 HR = 2.4 [1.2–5.2])
重要なのは、非糖尿病患者に比べ、E2値高値 は劇的にリスク関連性増加する (上位E24分位 補正 HR = 14.2 [1.60–123] 、 HR = 3.4 [0.1–147],p interaction P < 0.05 )
同様な結果が、bioavailable-E2でも見られる
炎症、血中凝固マーカー補正後もこの結果に影響なし。総テストステロンでも相関性有意差なし
High plasma estradiol interacts with diabetes on risk of dementia in older postmenopausal women
Laure Carcaillon,
Neurology, Published online before print January 29, 2014,
doi: 10.1212/WNL.0000000000000107
Neurology 10.1212/WNL.0000000000000107
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