2014年2月10日月曜日

猫から咬まれると、処置必要で、医療費も高額となりやすいそうだ

犬猫問わず、咬傷の2006年の報告

Dog and Cat Bites to the Hand: Treatment and Cost Assessment
Journal of Hand SurgeryVolume 31, Issue 3 , Pages 468-473, March 2006
犬咬傷71、猫咬傷40、後顧的レビュー

・けんかしている動物の仲介時
・外傷動物手助けの時
この2つが多い


半数以上は、なじみの動物


軽症のものから解放創、骨髄炎を含む持続性深部感染、神経損傷、腱断裂、組織欠損といった重大外傷まで様々。2/3ほどは抗生剤注射のため入院必要
3分の1ほどは、手術1つは必要。医療費は7万7千ドルを超す場合。


今回は、猫のついて報告。


結論から言えば、猫のかみ傷は重症化しやすい。入院、抗生剤注射、手術治療が必要となることが多い。


Cat Bite Infections of the Hand: Assessment of Morbidity and Predictors of Severe Infection
Journal of Hand SurgeryVolume 39, Issue 2 , Pages 286-290, February 2014

猫咬傷・手外傷の30%(n=57)で、入院必要、入院期間長は、平均3.2日間。
 67%(n=38)で、洗浄・デブリードマン、8名で1つ以上の手術処置必要。

合併症は多く、リスク要素は、喫煙、免疫不全、関節・腱鞘といった創傷部位

紅斑・腫脹は所見として、入院リスク増加と関連。

白血球数、ESR、CRPは入院リスクと相関せず



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