2014年3月28日金曜日

抗不安薬・睡眠薬による超過死亡 7年間100名あたり4名余計に死ぬ

ベンゾジアゼピン系を中心とした抗不安薬・睡眠薬処方有害性に対する医師たちの認識に驚くことが多い、昨今。


向精神薬 多剤処方を制限…診療報酬認めず
http://kaigyoi.blogspot.jp/2014/03/blog-post_8664.html

これで、少しは目が覚めるか?馬鹿医師ども


 
「睡眠薬の適切使用を」 初の指針 → ベンゾジアゼピン系・向精神薬全体の問題なのに・・・限定的に問題化する恣意性を感じる 
http://kaigyoi.blogspot.jp/2013/06/blog-post_13.html

睡眠薬と死亡率の関連 ;年18回分処方ですら死亡率増加 
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/02/18.html

ベンゾジアゼピン系使用で認知症リスク増加
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/10/blog-post_3248.html

  
Effect of anxiolytic and hypnotic drug prescriptions on mortality hazards: retrospective cohort study
BMJ 2014; 348 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.g1996 (Published 19 March 2014)
Cite this as: BMJ 2014;348:g1996
英国の大規模コホート(34727名、273UKプライマリケア医)

身体・精神疾患合併症と、研究非対象薬剤は、対照群と比べ、研究対象薬剤間で多い。
全研究フォローアップ期間の年齢補正死亡率ハザードは登録後1年間で3.46(95% 信頼区間、 3.34−3.59)、、他の寄与要素補正後 3.32(3.19−3.45)

量依存関連性は、研究対象薬剤3クラス(ベンゾジアゼピン、Z薬剤(ザレプロン、ゾルピデム、ゾピクロン)、多薬剤)全てで見られる。


1年間死亡除外後、7年間の初回処方後、100人あたりの薬剤関連超過死亡は4例

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