以下の報告では、心臓手術vs非心臓手術での下気道感染発生に関して有意差間に差が生じている。死亡率では結果的にはどちらも差を認めない。
Reappraisal of Routine Oral Care With Chlorhexidine Gluconate for Patients Receiving Mechanical VentilationSystematic Review and Meta-Analysis
Michael Klompas, et. al.
JAMA Intern Med. Published online March 24, 2014. doi:10.1001/jamainternmed.2014.359
心臓手術患者での下気道感染は、クロルヘキシジンランダム化割り付け患者で減少 (相対リスク [RR], 0.56 [95% CI, 0.41-0.77]) するが、非心臓手術患者2重盲験では人工呼吸関連肺炎有意差なし (RR, 0.88 [95% CI, 0.66-1.16])
クロルヘキシジンとプラシーボ間の死亡率有意差なし (RR, 0.88 [95% CI, 0.25-2.14]) 、非心臓手術での死亡率増加有意差無し (RR, 1.13 [95% CI, 0.99-1.29])
人工呼吸平均期間、ICU期間有意差なし
入院期間・抗生剤処方データ少ない
クロルヘキシジン浴がMICUの感染予防に役立つ2009年 08月 31日
重症乳幼児への連日クロルヘキシジン浴は細菌血症に有効 2013年1月
人工呼吸患者肺炎予防:歯磨きは無効、クロルヘキシジンは有効 2009年 09月 04日
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