2014年4月2日水曜日

ACC2014:PCSK9阻害剤トライアル関連

高コレステロール:PCSK9系薬剤:神経認知機能障害副作用の可能性 http://kaigyoi.blogspot.jp/2014/03/blog-post_8.html


これで、勢いがそがれたような気がするが・・・ 

さらに、エゼチミブの臨床効果不良エビデンスの過去もあり、スタチンと違う系統の薬剤には厳しい視点でみるべきと思う。


しかし、その臨床効果はゼチーアとは格段に差があるため、ACC2014では、やはり関心を呼ぶ薬剤となっているようだ。

evolocumab (Amgen, Thousand Oaks, CA)
alirocumab (Regeneron Pharmaceuticals, Tarrytown, NY)
bococizumab (Pfizer, New York)
evolocumab : エボロクマブ
・GAUSS-2 (J Am Coll Cardiol. 2014;():. doi:10.1016/j.jacc.2014.03.019)

・LAPLACE-2:2週間に一度の治療・背景混在トライアルで、55%から76%のLDLコレステロール減少効果

LAPLACE-2、GAUSS-2とも、12週間トライアルで、高コレステロール/混合型脂質異常症 トライアルで、スタチン治療抵抗性、LDLコレステロールの大幅減少認めた。

DESCARTES(NEJM March. 29. 2014, http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1316222#t=article): 高コレステロール血症、901名対象、420mg/日×4週間 vs プラシーボ;52週にてベースラインより57%LDLコレステロール減少、併用効果としてはアトルバスタチン・エゼチミブ併用で62%まで減少。

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