2014年5月26日月曜日

QUANTIFY トライアル:ウルティブロ・ブリーズヘラー vs チオトロピウム/ホルメテロール併用 比較:HRQoL改善(主要)、肺機能改善(二次)

QUANTIFY trial : Ultibro Breezhaler (indacaterol/glycopyrronium) vs combination therapy with tiotropium and formoterol.

 http://www.novartis.com/newsroom/media-releases/en/2014/1787222.shtml
 http://multimediacapsule.thomsonone.com/novartis/ultibro-ats-data





アウトカム:26週め HRQoL

900名を超えるCOPD患者対照

ウルティブロ・ブリーズヘラー(インダカテロール/グリコプロニウム 110/50 mcg:対照薬(チオトロピウム 18 mcg +ホルメテロール 12 mcg併用)と比較

中等症・重症COPDにおいて、
ウルティブロ・ブリーズヘラーは、対照薬に対し、トラフFEV1の改善効果、息切れ・HRQoL(per-protocol解析)MCID超の効果が示された。

・ウルティブロ・ブリーズヘラーは、対チオトロピウム+ホルメテロール併用比較で、プライマリエンドポイントとしての、HRQOLアウトカム非劣性
・ウルティブロ・ブリーズヘラーは、対チオトロピウム+ホルメテロール併用比較で、セカンダリエンドポイントとしての、肺機能改善
・ウルティブロ・ブリーズヘラーは1日1回で、固定併用薬剤治療として簡便。
ATS2014国際カンファレンスで16の要約発表された

 
当面、COPD中等症・重症治療はウルティブロ・ブリーズヘラー基軸になるのだろう。本格的には、長期処方待ちだが・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note