長期構造的身体活動性プログラムは、健康教育プログラムより有効と言えるか?
対象は平均年齢 78.9歳、女性比率 67.2%、アフリカ系17.6%、BMI 平均 30.2
Short Physical Performance Battery (SPPB)9点未満/12点満点
具体的プログラムは、構造的に、中強度身体活動プログラム週2回センター施行、週3回家庭内施行(内容はエアロビック、レジスタンス、柔軟性トレーニングactivity)(n=818)
対照は、教育プログラム、内容は、高齢者・上肢筋強化運動トピックスのワークショップ (n=817)
結果は、構造的中等度身体活動プログラムは、健康教育プログラムに比べ、2.6年間、高齢者において障害リスクを減少させる
Effect of Structured Physical Activity on Prevention of Major Mobility Disability in Older Adults
The LIFE Study Randomized Clinical Trial
Marco Pahor, et. al.
JAMA. 2014;311(23):2387-2396. doi:10.1001/jama.2014.5616.
主要アウトカムは、重大な可動性障害(400m歩行可能性喪失)
重大な可動性障害は、介入群 30.1%(246) vs 対照群 35.3%(290) (ハザード比 [HR], 0.82 [95% CI, 0.69-0.98], P = .03)
持続的可動障害は、介入群 120(14.7%) vs 対照群 162(19.8%) (HR, 0.72 [95% CI, 0.57-0.91]; P = .006)
重大副事象イベントは、介入群 404 名 (49.4%) vs 373 名 (45.7%) (risk ratio, 1.08 [95% CI, 0.98-1.20])
<重大可動性障害と持続可動性障害>
80歳前後の高齢者で、単に、かけ声だけでない、構成的センター・居宅運動プログラムにより若干ながら、可動性障害予防効果が見られた
日本の運動器系学会も、国内だけにアピールするんじゃなく、国外にアピールする発表したらぁ・・・と皮肉。
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