2014年7月22日火曜日

統合失調症GWAS:多遺伝子関与、グルタミン酸作動性神経伝達関連分子関与

メディア記事
http://www.usatoday.com/story/news/nation/2014/07/21/schizophrenia-genome-immune/12947505/

15万名(症例3万7千名ほど)GWASで、各々1つずつの遺伝子の影響は小さいものの、多遺伝子関与している。


Biological insights from 108 schizophrenia-associated genetic loci
Schizophrenia Working Group of the Psychiatric Genomics Consortium
Nature (2014) doi:10.1038/nature13595
Published online 22 July 2014 


genome-wide 有意性と合致する従来定義の108 locusから拡大された128の独立関連が見いだされたが、83は未報告のものであった。

相関性は脳内で著明な関連性であり、生物学的に妥当と考えられる。多くは病因として新発見につながるのかもしれないが、グルタミン酸作動性神経伝達ハイライト分子に関連する、DRDやいくつかの遺伝子であり、これらは、病態生理学的仮説に一致。
脳内の遺伝子発現と独立して、免疫での重要な組織での遺伝子発現に有意な遺伝子が多く、これらは、免疫系と統合失調症の関連性示唆するもの



108ピースがそろったが、1000ピースパズルになるだろう、統合失調症関連遺伝子・・・病態生理解明が一歩進んだことは確か。

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