予備的研究とのことだが、クロイツフェルト・ヤコブ病診断のための、鼻ブラッシング試料によるreal-time quaking-induced conversion (RT-QuIC)は、脳脊髄液のそれと同等以上のパフォーマンスを示す。
A Test for Creutzfeldt–Jakob Disease Using Nasal Brushings
Christina D. Orrú, et. al.N Engl J Med 2014; 371:519-529August 7, 2014DOI: 10.1056/NEJMoa1315200
スポラディックなクロイツフェルト・ヤコブ病診断のための、real-time quaking-induced conversion (RT-QuIC)による脳脊髄液のprion protein (PrPCJD)検査の感度は80-90%
鼻ブラッシングによるRT-QulC解析の正確性検討
鼻ブラッシング試料回収RT-QuIC assay陽性
クロイツフェルト・ヤコブ病 30/31
probalbe症例 13/14
inherited クロイツフェルト・ヤコブ病 2/2
クロイツフェルト・ヤコブ病なし 陰性 43/43
クロイツフェルト・ヤコブ病診断のためのこの検査
感度: 97% (95% 信頼区間 [CI], 82 to 100)
特異度: 100% (95% CI, 90 to 100)
同じグループでの脊髄液試料比較で、感度 77% (95% CI, 57 to 89) 、特異度 100% (95% CI, 90 to 100).
鼻ブラッシング試料 RT-QuIC は、脳脊髄液試料より、より強力で、反応が早い。
105~107 prion seeds含まれ、脳脊髄液よりlogs10数オーダーの濃度の違いがある。
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