疾患概念としてどうなのだろうと思うが、アルツハイマー認知症を明確にするためにも必要な概念なのかもしれない。
Primary age-related tauopathy (PART): a common pathology associated with human aging
http://www.actaneuropathologicagateway.net/ArticlePage.aspx?doi=10.1007/s00401-014-1349-0
DOI: 10.1007/S00401-014-1349-0PAGES: 1-12
多くの研究で、神経原線維濃縮体(neurofibrillary tangle)の存在は、アルツハイマー病(AD)と区別困難で、アミロイド(Aβ)プラーク存在しない場合がある。
NFT+/Aβ−” 脳は、アルツハイマー病に一致しない神経病理変化。
NFTは主に、内側側頭葉、底前脳、脳幹と、嗅部 (球、皮質)に存在。
PARTの症状は、正常から健忘性認知機能異常で、重度障害は少数。認知障害は軽度がほとんどでなため、臨床病理的特徴、たとえば “tangle-only dementia” と “tangle-predominant senile dementia”といった表現は不正確であり、多くの患者では不正確であった。PARTは高齢者剖検にてほとんどユニバーサルに検知できるが、生前に病的プロセスは現時点では同定不能。将来的にはバイオマーカーや画像診断の発展で、PARTの診断可能となるかもしれない。実際、側頭葉萎縮・taunopathyを含むバイオマーカーあるも、Aβ蓄積のない、コモンなバイオマーカー特性の存在が示唆されている。
NHKは、一部認知症分野のお偉いさんと結託して、開業医が悪いと喧伝
その上に、エビデンス構築されているとは思えない漢方を使えと強要
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/02/nhk.html
さらに、進行期にも使用するのが当然のごとき風潮を形成する、製薬会社と認知症分野の専門家たち・・・
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