CCSPは、気道の透過性マーカーとしても注目され、
また、クララ細胞からClub cellへの呼称変更中とのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Club cellは、気管支外分泌細胞で、クララ細胞として知られていた、ドーム状外観細胞で、短いmicrovilliをもち、細気管支から肺内に存在する。Club cell secretary protein (CCSP)は、肺機能経年劣化への防御的バイオマーカーであり、COPDの多面的特性進展は喫煙引き金の損傷・治癒のインバランスによるものとも考えられている。
初回の気管内生検採取サンプル形態計測測定にて、COPDの多面的特性患者のCCSP+細胞ないの免疫染色減少(p=0.03 vs 対照)
恒常状態では、COPDにおいてCCSP減少、CXCL8レベル増加が見られる
COPD患者に外分泌 rhCCSP投与するとCSE-誘導CXCL8遊離を阻害し、正常者と喫煙者でも同等の状況になる。
CXCL-8遊離
ex vivoのair liquid interfacce(ALI: 気相・液相インターフェース)でのCXCL-遊離とCCSP+細胞濃度とは負の相関を示す。
すなわち、in vivoにおける、rhCCSP内部補填は、CSE(喫煙物質抽出液)によるCXCL8遊離を修復し、in vivoにおいてこのメカニズムを治療適応できないか、期待される。
Supplementing defect in Club Cell Secretory Protein attenuates airway inflammation in COPD
Anne Sophie Gamez, et. al.
Chest. 2014. doi:10.1378/chest.14-1174
http://journal.publications.chestnet.org/article.aspx?articleid=2020271
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
2019年4月報告のGINAでは、短時間作用性気管支拡張剤単独使用を喘息成人/小児治療に推奨しなくなった、症状に基づく使用(軽症喘息)あるいは連用ステロイド含有吸入連日使用で重症急性増悪抑制を図るというもの 理論的根拠とresearch gapについての論述 GINA ...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿