2015年1月27日火曜日

抗コリン剤使用累積量に応じて認知症リスク増大

 抗コリン系薬剤で最も使用されているのは、三環系抗うつ薬、第1世代抗ヒスタミン剤、膀胱抗ムスカリン系薬剤。


長期的に見て、累積抗コリン剤使用量は、認知症・アルツハイマー発症と関連する

Cumulative Use of Strong Anticholinergics and Incident DementiaA Prospective Cohort Study Shelly L. Gray, et. al.
JAMA Intern Med. Published online January 26, 2015. 

フォローアップ平均期間7.3年間、 認知症発症797(23.2%)(うち、アルツハイマー病 637、 79.9%)


10年間の累積量反応関係が認知症・アルツハイマー病でみられる (test for trend, P  < 0.001)

認知小児おいては、非使用者比較累積抗コリン剤使用は、 total standardized daily doses (TSDDs)表現での比較で


1 ~ 90 0.92 (95% CI, 0.74-1.16)
 91 ~ 365 1.19 (95% CI, 0.94-1.51) 
366 ~ 1095 1.23 (95% CI, 0.94-1.62
1095  1.54 (95% CI, 1.21-1.96) 


アルツハイマー病でも同様のパターン


二次分析、感度分析、Post Hoc解析でも健常な結果であった。
 
 
生活改善薬全盛の時代


例えば、過活動性膀胱だからといって、抗コリン剤使用無限・・・ いいかげんにしてほしいものだ・・・

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