肥満は、インスリン抵抗性と関連し、肝臓内トリグリセリド(IHTG)含量増加と関連、糖尿病、心血管疾患疾患の鍵となる高リスク要素とされる。しかし、肥満の一部には、代謝異常生じない場合がある。
仮説としてIHTG含量とインスリン感受性により定義される、代謝的正常肥満(MNO : metabolically normal obese)は、代謝的異常肥満(MAO : metabolically abnormal obese)定義の一群と異なり、体重増加の影響から防御的に働くという仮説を検証した研究
Metabolically normal obese people are protected from adverse effects following weight gain
Elisa Fabbrini, et. al.
J Clin Invest. doi:10.1172/JCI78425. Published January 2, 2015
体重増加・脂肪容積増加は、MNOとMAOともに、同様だが、肝臓・骨格筋筋肉・脂肪組織のインスリン感受性は異常あり、MAOのみでVLDL apoB100濃度・分泌速度は増加し、MNOでは変化なし。
さらに、脂肪組織脂質合成の生物学的経路や遺伝子はMNOで増加し、MAOで増加せず。
むちゃくちゃ肥満でも、代謝的に正常である一群の存在
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