2015年3月27日金曜日

高脂肪食は、腸内細菌フローラを変容させ神経行動変容を来す?

腸内フローラ流行・・・ 高脂肪食:high-fat diet (HFD) が 行動変容を? 脳の炎症プレセス徴候?


脱炭水化物食がはやってるが、こうやってみると、高脂肪食も怖い・・・と、NHKが世間にひろめた”腸内フローラ”を介した機序


Obese-type Gut Microbiota Induce Neurobehavioral Changes in the Absence of Obesity.
Annadora J. Bruce-Keller, et. al.
Biological Psychiatry, 2015; 77 (7): 607 DOI: 10.1016/j.biopsych.2014.07.012


HFD細菌叢は、有意な体重変化を持たさない条件下で、探索的行動、認知行動、ステレオタイプ行動の有意にかつ選択的に破綻を来す


連続系統発生解析にて、分類分布のαー、βーdiversity、modulationの群間の違いに於ける、核微小細菌叢の存在が明らかとなった。代謝活動性taxonの有意な統計学的な差を認めた。
HFD 微生物細菌叢は、腸内バリア機能の破壊、血中エンドトキシンの増加、ionized calcium-binding adapter molecule 1、 toll-like receptor 2、 toll-like receptor 4のリンパ球上の発現を増加。

最終的に脳のすりつぶし標本にて、HFD微生物細菌叢は、神経炎症を増加させ、脳血管ホメオスタシスを破壊する。



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