サノフィのAlirocumab、 AmgenのEvolocumabとも、2千から5千規模の検討結果だが、まだ、結論的ではないという意見もあるが、同種薬剤での2つの結果が同様の結果であったことは意義深いという結論
Alirocumabは、monoclonal antibody that inhibits proprotein convertase subtilisin–kexin type 9 (PCSK9) 阻害モノクローナル抗体
スタチン投与中患者で、LDLコレステロールを減少させるが、その大規模・長期研究
78週間、最大耐用量スタチンに付加する形での長期投与効果
Efficacy and Safety of Alirocumab in Reducing Lipids and Cardiovascular Events
Jennifer G. Robinson, et. al.
for the ODYSSEY LONG TERM Investigators
N Engl. J Med. March 15, 2015DOI: 10.1056/NEJMoa1501031
24週、-62%低下で、78週間後も継続
副作用として、注射部位反応(5.9% vs 4.2%)、筋肉痛(5.4% vs 2.9%)、神経認知機能(1.2% vs 0.5%)、眼科イベント(2.9% vs 1.9%)
post-hoc解析にて、MACE(重大心血管副事象’冠動脈疾患死亡・非致死的心筋梗塞・致死的/非致死的虚血性卒中、血管再建必要な不安定狭心症)率低下 1.7% vs 3.3%; ハザード比 0.52%、95%信頼区間 0.31〜0.90)
PCSK9阻害モノクローナル抗体、Evolocumab
2つのオープンラベル、ランダム化トライアル(4465名)
evolocumab 親トライアルのP2もしくはP3のうち1つを完遂した症例
Efficacy and Safety of Evolocumab in Reducing Lipids and Cardiovascular Events
Marc S. Sabatine, et. al.
for the Open-Label Study of Long-Term Evaluation against LDL Cholesterol (OSLER) Investigators
N Engl. J Med. March 15, 2015DOI: 10.1056/NEJMoa1500858
標準治療に比べ、evolocumab治療群では、LDL 61%減少; 中央値 120 → 48 mg/dL , p < 0.001
副作用の大多数は同様、例がとして、神経学的イベントが介入群で多い。
副作用イベントリスクは、LDL到達度に応じた、有意なばらつきはない。
1年時点心血管は標準治療群の2.18% → 0.95%へ減少
ハザード比 0.47;95%信頼区間、 0.28 〜 0.78 p=0.003
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