2015年4月8日水曜日

フィンランド住民コホート: 卵で糖尿病リスク減少:卵週5個以上で半減

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2型糖尿病:卵1日2個/週6回以上でも脂質特性に悪影響を与えず、満腹感を与え空腹を抑制する  2014年10月7日


平均約20年間フォローアップ研究、2332名の被験者
フィンランドの前向き住民ベース: Kuopio Ischemic Heart Disease Risk Factor Study

卵摂取最小4分位に比べ最大4分位で半減以上。


Egg consumption and risk of incident type 2 diabetes in men: the Kuopio Ischaemic Heart Disease Risk Factor Study

Am J Clin Nutr April 2015 ajcn104109
First published April 1, 2015, doi: 10.3945/​ajcn.114.104109


1984–1989年調査開始時42-60歳、2332名の男性 
平均フォローアップ期間19.3年間、 2型糖尿病発症 432名

寄与共役要素補正後、卵摂取最大4分位 対 最小4分位では、 2型糖尿病発症  38% (95% CI: 18%, 53%; P-trend across quartiles  p < 0.001)

代謝リスクマーカー解析にて、空腹時血糖、sCRPとの関連性あり、しかし、血中インスリンとの関連性認めず

コレステロール摂取と2型糖尿病リスク、血糖、血中インスリン、CRPの相関について特に、卵摂取量を考慮した場合に有意ではない。




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