2015年4月7日火曜日

娯楽的身体活動と死亡率の関連:量依存的関連・・・ただ、長時間ほど有効性頭打ち

私には、とても迷惑な報告・・・  ランニング距離と寿命のU字型現象 ・・・ 週32km超で寿命短縮効果 2014年 4月11日

レジャー活動運動に関してどうか?
この報告だと、有害性はあまり問題ないようだ・・・


Leisure Time Physical Activity and Mortality
A Detailed Pooled Analysis of the Dose-Response Relationship
Hannah Arem, et. al.
JAMA Intern Med. Published online April 06, 2015.

レジャー身体活動報告のない人に比べ、死亡リスクの減少について
最小推奨量(7.5METs/時間/1週間)未満 20%低下  (HR, 0.80 [95% CI, 0.78-0.82])
最小推奨量×2倍 31%低下  (HR, 0.69 [95% CI, 0.67-0.70])
推奨最小量×2から3倍 37%低下   (HR, 0.63 [95% CI, 0.62-0.65])

死亡率減少ベネフィット最大閾値は身体活動性推奨量の3から5倍 (HR, 0.61 [95% CI, 0.59-0.62])

しかしながら、レジャー身体活動最小推奨量に比べ、付加的ベネフィットは軽度  (31% vs 39%)

最小推奨量の10倍以上での有害性エビデンスは認めない (HR, 0.69 [95% CI, 0.59-0.78])

量依存的な関連性が、心血管疾患・がんによる死亡率で見られる


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