喘息の根本原因を見つけたという、CaSR(Calcium sensing receptor)
ASTHMA
Calcium-sensing receptor antagonists abrogate airway hyperresponsiveness and inflammation in allergic asthma
Polina L. Yarova1, et. al.
Sci Transl Med 22 April 2015: Vol. 7, Issue 284, p. 284r
http://stm.sciencemag.org/content/7/284/284ra60
気道過敏性や炎症はアレルギー喘息の基本的な特徴で、特定のポリカチオン、例えばECPなどの増加をもたらし、これらの体液中カチオンが喘息重症度と関連する。ポリカチオンと細胞外カルシウム濃度増加が組み替え及びnativeなCalcium sensing receptor(CaSR)を活性化し、細胞内カルシウム移動、cAMPのBreakdownを生じ、p38 mitogen活性Protein Kinaseリン酸化を生じることを気道平滑筋細胞内で示した。
これらは、 calcilyticsという、CaSRアンタゴニストにより作用抑制可能である
健康者と異なり、喘息患者やアレルゲン感作マウスは気道平滑筋で、CaSR発現多く、Polycation誘発気管支気道過敏性をもたらす。
Calcilyticsは、アレルゲン感作マウスでの気道過敏性を減少させ、炎症を軽減する。
機能的CaSRは、喘息気道平滑筋細胞にてUp-regulationを生じ、気道過敏性や炎症を惹起するPolycation産生ターゲットとなっている。
・・・・ 故に、5年以内に画期的新薬ができあがるだろうと強気
http://www.wired.co.uk/news/archive/2015-04/22/asthma-cause-discovery
http://www.dailymail.co.uk/health/article-3050951/Major-asthma-breakthrough-scientists-discover-root-cause-condition-say-new-treatment-5-years-away.html
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