2015年6月13日土曜日

スマートフォンの使いすぎは、正中神経断面積拡大し、親指ピンチ機能低下・疼痛誘発

スマートフォン長時間使用の影響評価のため、長母指屈筋: flexor pollicis longus (FPL) tendonと、正中神経について調査、超音波を使用し手の臨床的・機能影響を検討

結論は、スマートフォンの使いすぎは、正中神経断面積を大きくし、親指の疼痛の原因と鳴り、ピンチ強度と手の機能を減弱する


Effects of smartphone overuse on hand function, pinch strength, and the median nerve
Esra Erkol İNal  ,et. al.
Muscle & Nerve Online 3 Jun. 2015
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/mus.24695/abstract

研究方法:102名の学生を3群に分類;非使用者、高密度使用者、低密度使用者
依存度を Smartphone Addiction Scale (SAS) スコア、グリップ、ピンチ強度を記録
母指運動時痛・安静時痛、手の機能をVAS、 Duruöz Hand Index (DHI)評価
正中神経の横断面積:cross-sectional areas (CSAs) とFPL tendon を両側超音波で測定

結果: 高密度スマートフォン使用者で非使用者の手で正中神経横断面積大きい (P < 0.001)

依存スコアであるSAS scoreは、運動・安静時疼痛VAS指標と相関し、ピンチ強度とも相関(P < 0.05; r = 0.345, 0.272, 0.245, and 0.281, respectively)





http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0083558

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