米国FDAは閉経後血管運動性症状に対しSSRI使用承認しているとのこと
SSRIによる破骨細胞分化への干渉・骨芽細胞活性低下など考察されているが、メカニズムは未だ不明らしいが、SSRIは骨折リスク増やすことは知られている
あらためて、閉経後血管運動症状を主体とした適応へのSSRIの骨折リスク増加確認報告となった
SSRI use and risk of fractures among perimenopausal women without mental disorders
Inj Prev doi:10.1136/injuryprev-2014-041483
SSRI開始、40−64歳メンタル疾患無しの女性患者で、1998−2010年H2RA or PPI使用患者のコホートとの比較、SSRU開始患者の分布に、H2A/PPIs開始患者特性分布を適応させた上の治療のPropensity ofScore オッズにて荷重標準化死亡率を算出。Poisson回帰推定リスク差とCox比例ハザードモデルにてSSRIs新規患者とH2A/PPIsの新規使用患者の比較で骨折相対リスク算出。プライマリ分析では6ヶ月間のLag期間(開始後6ヶ月暴露影響)を斟酌し、骨密度の影響を臨床的意義発症の仮説Delayとした
SSRI開始 137 031
H2A/PPI開始 236 294
ハザード比 (SSRI vs H2A/PPI) 1年後 1.76 (95% CI 1.33 〜 2.32)、 2年後 1.73 (95% CI 1.33 〜 2.24) 、5年後 1.67 (95% CI 1.30 〜 2.14)
旧藤沢製薬(現あすてらす)のMRに消化管出血リスク増加について問いかけたら速攻否定したことをまた思い出した。・・・・我ながらしつこい
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