2016年1月29日金曜日

食物フラボノイド摂取は体重維持に好影響

フルーツのうち、ブルーベリー、りんご、なし、西洋なし、イチゴ、ぶどう、ピーマン、セロリなど体重維持に好影響との報告有り。
お茶などはフラバン-3-オールなどで脂肪取り込みよく成功かなど報告されている。
全てではなく、幾つかのフラボノイド・サブクラスは、カロリー摂取減少、in vivoでの筋肉内ブドウ糖取り込み増加、in vitro 脂肪細胞のブドウ糖取り込み減少報告されている

機序推定は成り立つが、どのフラボノイドが体重維持に有益かの検討もなされた


Dietary flavonoid intake and weight maintenance: three prospective cohorts of 124 086 US men and women followed for up to 24 years
BMJ 2016; 352 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.i17 (Published 28 January 2016)
Cite this as: BMJ 2016;352:i17
http://www.bmj.com/content/352/bmj.i17


Health Professionals Follow-up Study (HPFS)、Nurses’ Health Study (NHS), d Nurses’ Health Study II (NHS II) 124 086 名の男女

1986年から2011年までの4年間多次体重変化自己報告推移


食事・喫煙・身体活動性を含む他のライフスタイル要素の同時変化補正後、多くのフラボノイド・サブクラス、具体的には、フラボノール、フラバン-3-オール、アントシアニン、フラボノイド・ポリマーを含む消費量増加は、4年間に及ぶ体重変化と逆相関。

プール化結果後、相関の程度の大きいのは、アントシアニン (−0.23 (95% 信頼区間 −0.30 to −0.15) lbs per 標準偏差値追加毎, 10 mg), フラボノイド・ポリマー (−0.18 (−0.28 to −0.08) lbs 標準偏差値追加毎/day, 138 mg), and flavonols (−0.16 (−0.26 to −0.06) lbs 標準偏差値追加毎/day, 7 mg)


食物線維追加補正後もアントシアニン、プロアントシアニジン、総フラボノイドポリマーでは有意差残存するも、他のサブクラスでは維



飲食関係の数量表示にばらつき目立つ
英国でポンド (質量):lbsを学術論文に使用している
アルコール関係が特にひどい

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note