2016年1月29日金曜日

ステロイド反応性咳嗽(CRC):NO呼気濃度は特異度は良好だが、感度悪い:診断はできるが除外はできない・・・


ステロイド反応性咳嗽(CRC: corticosteroids responsive cough)予測のための、NO呼気濃度単独判断、喀痰好酸球とアトピーとの組み合わせ判断


Validity of Fractional Exhaled Nitric Oxide in Diagnosis of Corticosteroids Responsive Cough
Fang Yi,  et. al.
Chest. 2016. doi:10.1016/j.chest.2016.01.006


慢性咳嗽 244名、健康対照 59名

FeNO濃度は喀痰好酸球と相関 (rs = 0.583, p < 0.01)

FeNO中央値(4分位)は非CRCより有意に高い (32.0 ppb (19.0 - 65.0 ppb) vs 15.0 ppb (11.0 - 22.0 ppb))


FeNO 31.5 ppbは、慢性咳嗽CRC予測に関して 感度 54.0%、特異度 91.4%
PPV 89.3%、NPV 60.0%

FeNO 22.5 ppb未満と正常喀痰好酸球(2.5%未満)及びアトピー既往なし所見の組み合わせで、非CRC予測感度 30.3%、特異度 93.5%


咳喘息というなら吸入ステロイドが有効というべきなのだが、なぜかβ2アゴニスト有効ということになっている・・・以前からプリミティブな疑問を感じ続けている。
故に、病名として深層心理的に避けてきた・・・わたくし

0 件のコメント:

コメントを投稿

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...