2016年2月4日木曜日

客観的指標:身体不活発と2型糖尿病・メタボリックシンドロームの関連性

客観的身体活動性データによる分析だから意義があるのだろう。実際、客観的指標測定による身体活発整データによる代謝リスク検討研究極めて少ない


横断研究だが、2型糖尿病、メタボリックシンドロームの人は、正常糖代謝の人に比べ、(身体)活動性低い。身体非活動時間多いほど有意に2型糖尿病発症増加するも、非活動時間の中断数、非活動長時間数増加、平均非活動時間数などは相関しない・・・ということが確認された



体を動かさない時間数に比例して肥満・メタボリックシンドロームリスク増加するってことなのだろう



Associations of total amount and patterns of sedentary behaviour with type 2 diabetes and the metabolic syndrome: The Maastricht Study
Julianne D. van der Berg , et. al.
Diabetologia pp 1-10
http://link.springer.com/article/10.1007/s00125-015-3861-8


Maastricht Study :activPAL accelerometer装着 24時間/日8日連続

正常糖代謝 1395名 (15.5%) 、糖代謝異常 388名 (15.5%) 、2型糖尿病 714名 (15.5%)


非活動時間増加毎のオッズ比
2型糖尿病  1.22 (95% CI 1.13, 1.32)
メタボリックシンドローム  1.39 (1.27, 1.53)


非活動から活動へのbreak数、一連の非活動単位長時間となる数、その平均時間数は、血糖代謝やメタボリックシンドロームとの相関認めないか、もしくは極軽度


正常糖代謝、糖代謝異常、2型糖尿病からみれば・・・さほど差が目立たない気がするが・・・






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