2016年2月23日火曜日

慢性腰痛高齢者への“マインド・ボディ”プログラム

慢性腰痛への鎮痛剤使用は副作用の面で普遍的使用は制限があるべき
非薬物利用オプションが重要性


単盲検ランダム化臨床トライアル



“マインド・ボディ”プログラム
 e.g. https://som.georgetown.edu/medicaleducation/mindbody






慢性腰痛高齢者への効果を検証!


機能障害、疼痛スケールの短期・長期改善を認める
ただ、機能改善は持続効果がない!



A Mind-Body Program for Older Adults With Chronic Low Back PainA Randomized Clinical Trial
Natalia E. Morone,  et. al.
JAMA Intern Med. Published online February 22, 2016. doi:10.1001/jamainternmed.2015.8033

被検者はピッツバーグ都市区域地域住民高齢者
2011年2月13日から2014年6月30日まで
4月9日まで6ヶ月フォローアップ完遂

登録被検者は、慢性腰痛による機能障害あり (≥11 points on the Roland and Morris Disability Questionnaire) の65歳以上、中等度以上慢性疼痛(罹病期間3ヶ月以上)
2015年3月1から7月1日までデータ解析


mind-body program (n=140)
健康教育プログラム(n=142)



フォローアップは、プログラム完遂および6ヶ月以上で行う。Roland and Morris Disability をプライマリアウトカムは、Questionnaire スコア、腰痛による機能障害を測定。Numeric Pain Rating Scaleによる疼痛(直近1週間の現行、平均、最重症)評価
セカンダリアウトカムは、QOL、疼痛自己評価、マインドフルネス。
ITT解析



1160名のスクリーニング被検者のうち、282名をトライアル登録(男性95名、33.7%、 女性187名、66.3%、平均[SD]年齢 74.5 [6.6]歳)
Roland and Morris Disability Questionnaire score ベースライン平均(SD)は、介入群  15.6 (3.0) 、対照群 15.4 (3.0)

機能障害:
対照群比較で、介入被検者は、8週目 −1.1 (平均, 12.1 vs 13.1) 点、6ヶ月目付加的改善 −0.04 (平均, 12.2 vs 12.6) 点 (effect sizes, Roland and Morris Disability Questionnaire −0.23  vs −0.08)

疼痛スケール:
6ヶ月目までに、介入被検者では、現行Numeric Pain Rating  Scaleの現行と最重症度スコア改善は −1.8 点 (95% CI, −3.1 to −0.05 points; effect size, −0.33) と −1.0 点  (95% CI, −2.1 〜 0.2 点; effect size, −0.19)


Numeric Pain Rating Scale mean pain measureの介入後差は、有意でない (8週後 −0.1 [95% CI, −1.1 〜 1.0]、6ヶ月後 −1.1 [95% CI, −2.2 〜 −0.01] ; effect size, −0.01 、 −0.22)



日本の高齢者腰痛治療は、“NSAIDs長期処方・貼付剤めいっぱい & リハビリテーションという名のマッサージ ”、そして、オピオイド大量処方→転倒・ふらつき出現など・・・


まともな腰痛治療の方がマイナーという変な世界


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