2016年2月2日火曜日

マリファナ使用既往は、言語記憶低下と関連

関係ないが、Coronary Artery Risk Development in Young Adults (CARDIA) studyってのもいろんな要素を包括しているコホートなんだなぁ


マリファナ使用既往は、言語記憶低下と関連
現行使用は、あらゆる認知機能ドメイン低下と関連


Association Between Lifetime Marijuana Use and Cognitive Function in Middle AgeThe Coronary Artery Risk Development in Young Adults (CARDIA) Study
Reto Auer, et. al.
JAMA Intern Med. Published online February 01, 2016. 

 Coronary Artery Risk Development in Young Adults (CARDIA) study
1885年3月25日〜1986年6月7日(year 0)での黒人・白人 5115名、18-30歳男女
25年フォローアップ(1986年6月7日から2011年8月31日 )
マリファナ暴露累積量を推定(1 year=365日マリファナ使用)
year 25で認知機能評価


year 25での認知機能3つのドメイン評価
  • Rey Auditory Verbal Learning Test (verbal memory)
  • Digit Symbol Substitution Test (processing speed)
  • Stroop Interference Test (executive function)


 year 25受診での認知機能評価3385名中、マリファナ使用歴 2852名、84.3%、中年期も使用 392、11.6%


マリファナ現行使用は、言語記憶、処理速度悪化と相関
マリファナ生涯累積暴露量は認知機能3つのドメイン全部でパフォーマンス悪化と相関


現行使用除外・寄与要素補正後、マリファナ生涯累積暴露量 で有意相関残存は言語記憶悪化


過去使用5年毎、言語記憶障害は標準化単位 0.13 (95% CI, -0.24 〜 -0.02)減少し、5年間毎、15ワードリストから1つずつ言葉記憶喪失するに相当。


補正後、遂行機能低下 (–0.03 [95% CI, −0.12 to 0.07]; P = .56)とは相関せず、プロセススピード低下 (–0.04 [95% CI, −0.16 to 0.08]; P = .51)とも相関せず










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