2016年7月7日木曜日

慢性腎臓病(CKD):グローバルな頻度

グローバルな頻度

『日本人の GFR 推算式』が存在しているのだが・・・その辺斟酌されているか、文中から読めなかった。そもそも、日本の保険診療では「非糖尿病患者」でのアルブミン尿定量測定できないし・・・

日本人の頻度については例えば「 CKD stage 1, 2, 3,  4 + 5 は、それぞれ、 0.6, 1.7, 10.4  0.2% ;Clinical and Experimental Nephrology December 2009, 13:621」で、


Global Prevalence of Chronic Kidney Disease – A Systematic Review and Meta-Analysis
Nathan R. Hill ,et. al.
PlosOne Published: July 6, 2016
http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0158765



random effects modelを用い、5842の記事のうち100研究を登録、 6,908,440名の患者対象
CKD頻度 平均 (95% CI) : 5 stage全部  13.4%(11.7–15.1%)、 stage 3-5 10.6%(9.2–12.2%)
研究質による比重影響は発生頻度ではない
Stage毎CKD頻度
  • Stage-1 (eGFR>90+ACR>30): 3.5% (2.8–4.2%)
  • Stage-2 (eGFR 60–89+ACR>30): 3.9% (2.7–5.3%)
  • Stage-3 (eGFR 30–59): 7.6% (6.4–8.9%)
  • Stage-4 = (eGFR 29–15): 0.4% (0.3–0.5%)
  • Stage-5 (eGFR
<15 0.1="" p="">  CKD では、stage 3 11〜13%で主なstageである。

今後、CKD進展抑制およびCVDアウトカム改善のため、 スケールでの介入評価すべき




要約と異なり、ばらつき多いような気がするのだが・・・



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