http://www.kekkaku.gr.jp/commit/yobou/201306.pdf
米国は「結核撲滅」成功国であり下記ステートメントは一般住民対象となるのかもしれない。一方日本では、BRMsや抗がん剤など使用時問題になることが多く、他の分野のステートメントと異なりそのまんま採用というわけにもいかないのだろう
参考:http://www.bdj.co.jp/micro/articles/tb/1f3pro00000rog4x.html
例えば、「関節リウマチ」患者に、TST/IGRA年次検査推奨している報告もある
Screening Optimization of Latent Tuberculosis Infection in Rheumatoid Arthritis Patients
Arthritis. 2015; 2015: 569620.
Published online 2015 Jul 29. doi: 10.1155/2015/569620
US Preventive Services Task Force | September 6, 2016
RECOMMENDATION STATEMENT
Screening for Latent Tuberculosis Infection in Adults
US Preventive Services Task Force Recommendation Statement
JAMA. 2016;316(9):962-969. doi:10.1001/jama.2016.11046.
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2547762
「結核菌は空気感染でひろがり、結核菌排除されるか、活動性病変(一次病変)を形成するか。感染性となる場合と、無症状/非感染性の場合にわかれる。潜在性結核感染(LTBI)の場合は、後に再活動化し、活動性結核病変を形成する。活動性結核菌感染暴露の約30%が潜在性結核感染と成り、ツベルクリン陽性の5〜10%のあ人がLTBI再活性化、活動性結核となる」
潜在性結核感染高リスク対象者
- 結核高感染リスク国生まれあるいは居住既往
- 高リスク密集地域(例;ホームレスや矯正施設)生まれ・居住継続
米国内で地理的地域ばらつき有り、臨床家はそれら地域・州の専門部署により地域の健康情報について詳しい情報を求めることができる
Mantoux ツベルクリン検査とIGRA;共に感度中等度、特異度高度
治療は
日本では、INH:6ヶ月から9ヶ月という曖昧な表現だったと思うが、9ヶ月治療はHIV、2-11歳、妊娠女性により適応とされている
(慎重なのだろう・・・担当医がやたらと9ヶ月に伸ばしたがることがある・・・)
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