2016年9月6日火曜日

好酸球性急性増悪は予後良好?:血中好酸球とCOPD急性増悪入院アウトカム

Blood Eosinophils and Outcomes in Severe Hospitalized Exacerbations of COPD
Mona Bafadhel, et. al.
Chest. 2016;150(2):320-328. doi:10.1016/j.chest.2016.01.026

COPD急性増悪入院37名
好酸球性急性増悪(200個/μL以上 and/or 2%以上)層別化
入院詳細、血中CRP、滞在日数、以降の再入院を群差比較

COPD 243名(117名男性)、平均年齢(range) 71 (44-93)

入院死亡率 3% (死亡までの平均期間 12日間 , range 9-16日)

好酸球数絶対数 100 個/μL(range 10 - 1500 個/μL)と好酸球性急性増悪クライテリア合致比率25%


この対象(好酸球性急性増悪)では、入院期間平均は非好酸球性急性増悪より短い (5.0 (1-19) vs. 6.5 (1-33),45 p=0.015)、経口ステロイド使用なされ、入院前治療とは関連せず

12ヶ月時点での再入院率は群間同等



好酸球

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