- ランカルボン酸フルチカゾン(吸入ステロイド:ICS)+ビランテロール(長時間作用β2アゴニスト:LABA)の合剤である、レルベア・エリプタ
- 対照:通常ケア
なにかと批判の多い、吸入ステロイドのCOPDへの処方・使用
European Respiratory Society (ERS) International Congress
関連:Medpage Today
Effectiveness of Fluticasone Furoate–Vilanterol for COPD in Clinical Practice Jørgen Vestbo,et. al., for the Salford Lung Study Investigators
New Engl. J. Med. September 4, 2016DOI: 10.1056/NEJMoa1608033
同時発表
GP 75、2799名の、1日1回吸入レルベア治験
プライマリアウトカム:中等症/重症急性増悪 1年以内経験
セカンダリアウトカム:プライマリケア・コンタクト率(GP、看護師、他の医療職業者コンタクト)、セカンダリケア・コンタクト率(入院、専門家外来、ED受診)、COPD初期治療変更、3年内急性増悪患者のうち急性増悪率、time-to-event analysis分析
COPD患者の中等症/重症急性増悪を8.4% (95% 信頼区間 : CI, 1.4 - 14.9 , p=0.02)減少
COPD関連プライマリケア・コンタクト、セカンダリケア・コンタクト年間発生率に有意差なし
time-to-event analysisにおいて、初回中等症/重症急性増悪率、初回重症急性増悪発生率に有意差無し
エリプタ群に関する、肺炎に関する超過副事象認めず
他の重症イベント数は群間差認めず
好酸球、eosinophilの記載見当たらない・・・
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