2016年11月17日木曜日

米国予防医学専門委員会ガイドライン:心血管疾患一次予防のためのスタチン使用

来年<2017年>、動脈硬化性疾患予防ガイドライン改定だそうだから、隙間をついた「反スタチン・プロパガンダ活動」の絶妙の一撃だった?
いずれにせよ、「スタチン=悪」とする暴論を展開する週刊誌報道は異常だが・・・

結果・・・
脂質低下目標値設定脂質診療ってのは異常では無いのか?
LDL 160 以上あれば即治療開始って診療で良いのか? 
日本の脂質診療の現場は大混乱中!



注意しないといけないのは・・・一次予防に於ける、LDL 190超と家族性の高コレステロール血症の場合
These recommendations do not apply to adults with a low-density lipoprotein cholesterol (LDL-C) level greater than 190 mg/dL (to convert LDL-C values to mmol/L, multiply by 0.0259) or known familial hypercholesterolemia; these persons are considered to have very high cholesterol levels and may require statin use. 

↑
以下の検討の例外




Statin Use for the Primary Prevention of Cardiovascular Disease in Adults
米国予防医学専門委員会 Recommendation Statement
JAMA. 2016;316(19):1997-2007. doi:10.1001/jama.2016.15450
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2584058

少量〜中等量スタチン:40−75歳のCVD既往無し&一つ以上のCVDリスク要素(脂質異常、高血圧、喫煙)&10年間CVDイベントリスク10%以上
 (B recommendation)


 臨床家は選択的に少量〜中等量スタチン使用を選択的に投与すべき:40−75歳のCVD既往無し&一つ以上のCVDリスク要素&10年間CVDイベントリスク7.5%〜10%
 (C recommendation)


 現行エビデンスは、76歳以上でスタチン開始に関する有益性・有害性バランス評価不十分 (I statement)











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