“プレドニゾロン換算投与量・日数 20mg/日×6日間”
比較的短期間と思うのだが、これでも副作用出現
Short term use of oral corticosteroids and related harms among adults in the United States: population based cohort study
BMJ 2017; 357 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.j1415 (Published 12 April 2017)
Cite this as: BMJ 2017;357:j1415
1 548 945 成人のうち、3年間で短期経口コルチコステロイド使用外来処方は 327 452 (21.1%)
多いのは、老人、女性、白人で、地域差ばらつき多い (all P<0 .001="" p="">適応上最も多いのは、上気道感染、脊柱疾患、アレルギー
処方専門科は広範
薬剤開始30日内増加
- 敗血症 (incidence rate ratio 5.30, 95% 信頼区間 3.80 to 7.41)
- 静脈血栓塞栓 (3.33, 2.78 to 3.99)
- 骨折 (1.87, 1.69 to 2.07)
・・・その後31−90日間にその増加程度減少
プレドニゾロン換算 20mg/日等量以上でリスク増加明確 (incidence rate ratio)
- 敗血症:4.02
- 静脈血栓塞栓:3.61
- 骨折:1.83 for fracture
; all P<0 .001="" p="">
使用状況: 1日プレドニゾロン換算投与量は20 mg/日 (IQR 17.5 - 36.8 mg/日)
40mg/日 以上は 23.4% (76701/327452)
最頻度処方は6日メチルプレドニゾロン "dosepak"が多く、 46.9% ( 216437/461208)
1コースが 70.5% (n=230 980 / 327 452) 、2コース 20.7% (n=67 732 / 327 452) 、3コース以上 8.8% (n=28 740 of 327 452)
2処方以上平均処方数 2.4 (SD 0.7)
この程度の期間でも副作用あるのに・・・花粉症に対するステロイド・デポ製剤注頻用医師が存在する
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