2017年4月22日土曜日

有症状喫煙者(非COPD、境界スパイロメトリ所見)もCOPD類似障害認める

FEV1/FVCという固定値比較 と正常下限値(LLAN)比較などでCOPD診断試みられているが、早期肺機能軽度異常でCOPDと同様の病状進行を示すことが知られてきている。より早期から薬物治療による効果可能性を探る動きがある


拡張剤後FEV1/FVC 予測値比 5-20パーセンタイルというスパイロメトリー上のボーダーライン異常者

Cardiopulmonary exercise testing and second-line pulmonary function tests to detect obstructive pattern in symptomatic smokers with borderline spirometry
Fabiano Di Marco , et al.
Respiratory Medicine June 2017 , vol. 127, p7-13
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.rmed.2017.04.006 |

被検者 48名(年齢平均 60 ± SD 8最、 男性 73%)
健康者 16名、有症状喫煙者 17名、 COPD 15名


健康対照者比較で、有症状喫煙者は
1) 換気予備能 breathing reserve 減少 (36 ± 17 vs. 49 ± 12%, P = 0.050)
2) 運動誘引動的過膨脹 ( 0.20 ± 0.17 vs.  0.03 ± 0.21 L, P = 0.043)
3) 残気量 residual volume増加 (158 ± 22 vs. 112 ± 22%, P < 0.001)
4) N2洗いだしphase 3 スロープ  (4.7 ± 2.1 vs. 1.4 ± 0.6%, P < 0.001)
5) DLCO と FOT 結果は有意差無し




































FEV1/FVC予測値比以外に、FEF25-75予測比、残気率、N2洗い出し、動的過膨脹所見、ICなどが診断補助に役に立ちそう

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note