米国小児科学会の新しい助言、ジュースを控えなさい、果物の香りやリフレッシュさを求めるならジュースじゃなく、果物の切片を食べ、のどが渇くためなら水と共に食しなさい・・・というもの
ビタミンC、ビタミンA、カリウム他栄養に関わる優秀な供給源となりえ、抗酸化作用を有するかもしれないが、食物線維をもつ果物の方が優秀で、血糖・コレステロール・腸管への作用など有益性をもつ。肥満への影響はジュースではなく、やはり果物の方が望ましい。さらに、虫歯への影響は違いがある。
2歳から18歳のこどもはフルーツの代用としてジュースを飲用していることへの危惧。
年齢的にアドバイスされており、6ヶ月未満は有害性のみ。6ヶ月から1歳までは1日4オンス程度に制限。6歳まではなるべく果物を勧め、10代までは1日8オンスまでの制限。
Fruit Juice in Infants, Children, and Adolescents: Current Recommendations
http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2017/05/18/peds.2017-0967
米国FDAでは、フルーツジュースは100%のみ、100%未満の商品はその含有率を表示する義務を課している。
以下は、乳製品についてのことなのだが・・・
「Food is not just the sum of its nutrients」(食べ物は栄養素の単なる合計というわけではない)
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-05/fos--fin052217.php
料理関連のテレビ番組:「この食材は○○という栄養素があって、疲労回復に効果有り、こちらの食材は△△という栄養素があって・・・」とぶっちゃべる料理人や評論家、調理師、栄養師、医療関連資格保有者たち・・・
この人たちって、栄養素でしか食べ物をみてないのだろうか?
こういう人たちは、野菜も野菜ジュースも、果物も果物ジュースも同一と思っている?
2017年5月23日火曜日
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