閉塞型無呼吸症候群患者では 術後24時間が重篤な合併症リスク状態となる。
肥満合併、男性、未診断閉塞型無呼吸症候群、特に、治療不十分/未治療閉塞型無呼吸症候群、オピオイド、鎮静、モニタリング未施行が死亡・near deathのリスク要素である
Death or near-death in patients with obstructive sleep apnoea: a compendium of case reports of critical complications
Y Subramani M Nagappa J Wong J Patra F Chung
BJA: British Journal of Anaesthesia, Volume 119, Issue 5, 1 November 2017, Pages 885–899, https://doi.org/10.1093/bja/aex341
https://academic.oup.com/bja/article/119/5/885/4384745/Death-or-neardeath-in-patients-with-obstructive
閉塞型無呼吸症候群(OSA)患者手術ケアにおいて周術死・near deathリスクについて安全性・安全責任について関心が高まっている。周術期のリスク要素について解析。
15の症例報告、2つの医療司法関連報告、60の患者の報告
43の死亡とnear-death、12の重大な呼吸イベント、5つの他生命危機イベント
閉塞型無呼吸症候群10名(17%)は術前未診断
31%(11/35)のみCPAP
うち、周術期にCPAP継続は36%(4/11)
モルヒネ等量10mg未満が大多数
24時間内に80%発生、一般病棟 67%
日本では非肥満でも閉塞型無呼吸症候群多いので上記報告通りになるかは不明
ただ、無呼吸エピソードや昼間の眠気などOSAを念頭に置いた聞き取りが術前必要だろう。
2017年10月28日土曜日
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